クレジットカード先進国「アメリカ」
(前半)
「クレジットカード先進国」と言えば、アメリカを思い浮かべる人がほとんどなのではないでしょうか。クレジットカードはもともとアメリカで誕生したものですから、当然と言えば当然のことかもしれません。
アメリカでクレジットカードが生まれたのはおよそ100年くらい昔のことですが、クレジットカード誕生の背景には「小切手」というものの存在がありました。
アメリカでは昔から、個人が買い物をする場合の決済手段として小切手が多く利用されており、日本のようにビジネスでも多額の現金を必要とするような場面はそれほどなかったものと考えられています。
アメリカでは今でも小切手が決済手段として普通に使われていますし、その進化系とも言えるデビットカードやクレジットカードは、日常生活になくてはならないものと言えます。
日本からの旅行者が、銀行で両替したままの100ドル紙幣を街中でのショッピングに使おうとして不審がられたというような話をよく聞くことがありますが、現金決済が主流ではないアメリカにおいては、現金が活躍するシーンというのはごく限られており、100ドル紙幣のような高額紙幣は、まず普通の生活の中では使われないと考えておいた方が良いでしょう。
例外と言えるのはカジノくらいなものです。
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