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クレジットカードと
個人情報保護法
(後半)
申し込みをする人は、本人が望めば個人信用情報機関に自分の個人情報を提供するのを拒否することは可能ですが、クレジットカードの申し込みは却下されることになります。
クレジットカード会社では、審査の関係で、会員の氏名や住所、生年月日といった基本的な情報はもちろんのこと、年収や持ち家状況、家族構成、カードの利用状況といった、よりプライベートな個人情報も扱うことになります。
クレジットカード会社にとってこれらの個人情報はとても重要なものであり、個人情報なしでは事業が成り立たないと言っても過言ではありません。そのような理由で、クレジットカード会社は特に個人情報の管理を厳重にするべきであると考えられているのです。
初めてクレジットカードの申し込みをした際に、特に問題となりそうな点が思い当たらないのにもかかわらず、すべて断られてしまうというケースが稀にあります。このような場合には、過去の延滞などの理由からクレジットカードを作ることができない同姓同名の別人と間違われている可能性も考えられるため、信用情報を開示を求めてみるのも一つの方法です。
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