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クレジットカードの金利
(後半)
クレジットカードのパンフレットなどを見ていると、金利の表記として「12パーセントから15パーセント」というような幅を持たせた表現をしているケースが多いことに気がつくのではないでしょうか。これは、初回のキャッシングでは一番高いレベルの金利が適用され、それ以降は利用実績に応じて金利が下がっていくという意味になります。
クレジットカードで初めてキャッシングサービスを利用する場合には、一番高い金利を見て比較検討しておけば、まず間違いはありません。クレジットカードショッピングの分割払いでは、支払いの回数が多ければ多いほど金利は高くなります。金利に幅を持たせているのは、このような理由によるものです。
クレジットカード会社の説明書やパンフレットなどを見ると、クレジットカードで買い物をした場合の分割払いの説明において、「カード利用代金100円あたりの分割払手数料」というものが実質金利とあわせて記載されています。
これは「アドオン金利」と呼ばれるもので、金利手数料を簡単に計算するために便宜上用いられる数字です。アドオン金利は実質金利とはまったく違うものであるという点に注意しておきましょう。
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