クレジットカードと
ICカード
(前半)
クレジットカードのIC化が進められています。それぞれのクレジットカード会社は、カードの更新や切り替えのタイミングなどを利用して、クレジットカードのIC化をすすめているようです。ICカードとは、どのようなものでしょうか?
カードの表面に、タテヨコ1センチほどの金色の四角形がついているクレジットカードがあります。これがICチップと呼ばれているもので、ICチップを搭載しているクレジットカードのことをICクレジットカードと呼びます。
ICクレジットカードに対応しているカード加盟店では、支払いにICクレジットカードを利用する場合には、PINパッドという機械にあらかじめ登録しておいた暗証番号を入力することになります。ICチップがついていない従来のクレジットカードで買い物をする場合は、これまでと同様売り上げ票にサインをすることになります。
実はICクレジットカードでもサインで利用することは可能なのですが、ほとんどの場合は暗証番号の入力を求められるようです。これは、万が一クレジットカードの不正利用が起こった場合、暗証番号の入力であれば、店側が過失責任を負うリスクが低くなるということが理由の一つとして考えられます。
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