内服薬による対策
(前半)
最近、日本で「飲むタイプ」の育毛剤が発売されました。これは、過剰な男性ホルモンによる薄毛の治療に照準を合わせた育毛剤で、育毛、薄毛を意識している人の注目を集めています。
わが国での臨床試験の結果によると、毎日1回の服用を1年間続けたところ、育毛、薄毛に悩む人で、半数以上が髪の毛が増えたという結果が出ています。また、作用機序が従来の育毛剤と異なるため、併用して使うこともできます。
ただし、この飲むタイプの育毛剤を試すには、医薬品なので、医師による診断と処方が必要となります。錠剤は有効成分が0.2mgと1mgの2種類あり、1日1回、最大1mgまでを服用します。
また保険の適用外となるため、1日1錠あたり250円程度の費用がかかります。
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