耐震設計
(前半)
耐震設計住宅は、阪神・淡路大震災以降、急速に開発や改良がされてきました。 現在でも各住宅メーカーでは改良が行われており、より地震に強い家がうたい文句になっているといってもいいでしょう。 耐震設計の基本は、地震の衝撃をどのように分散させるかにあります。 基礎をがっちり固め、その上にしっかりした骨組みを作ってしまうと、地面の衝撃が直接、建物に伝わることになります。 そのため耐震設計では、骨組みにある程度の柔軟性をもたせたり、基礎との間に緩衝材を入れることで衝撃を吸収・分散させるようにしています。 「柳に雪折れなし」と昔からいわれるように、柔軟性のあるものは圧力や衝撃を吸収します。
耐震設計(後半)へ