震災の帯
(前半)
震災の帯は、活断層の部分にみられます。 大規模な地震では、大きな震度は帯状に出現します。 これは硬い岩盤層の上に、緩い地盤が帯状に堆積することが原因です。 これを一般的に「震災の帯」と呼びます。 震災の帯は、活断層のある場所では一般的にみられます。 震災の帯の状態によって、被害の状況が異なります。 ありていにいえば、震災の帯の上が、最も被害が大きいといえるでしょう。 地面は、地層の重なり合いで形成されています。 地層は帯状に堆積するので、このような震災の帯が生まれるのです。 微細な地震で、日本の地層は徐々に変動していきます。 そのため、新たな震災の帯ができることは否定できません。
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