花粉症とIgE抗体
(前半)
花粉症というのは、人間の体の中にある免疫系という仕組みが花粉に反応して起こる症状です。花粉症のメカニズムを理解するには、IgE抗体という抗体の存在を知らないといけません。
花粉症は、人間の体の中にあるIgE抗体というものが、花粉を排除しようとして反応することで起こります。IgE抗体というのは、どのような人でも体内に持っているものですが、花粉症の人はこのIgE抗体の量が、そうでない人の数百倍にもなります。
花粉症は、アレルギー反応の一種で、このIgEという抗体はアレルギー反応の際に活動するものです。つまり、花粉症というのは、アレルギー反応の際に活動するIgEという抗体が過剰に反応することで起こるということです。
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