クレジットカードと貸金業規制法
(前半)
クレジットカードはいろいろな法律によって守られ、あるいは制限されています。キャッシングに関わる部分については、クレジットカードは、「貸金業規制法」の適用を受けることになります。
クレジットカードのキャッシングとは、利用者に対してクレジットカード会社が提供する短期で無担保の小口融資のことを言います。
キャッシングサービスには、サービスカウンターの窓口などでの取引や、郵便・電話による申し込み、そしてCD・ATM利用といったやり方があります。ATMの急速な普及と台数の増加に伴い、クレジットカードのよるキャッシングサービスの利用はかなり手軽なものになったようです。
名前の通ったクレジットカードを1枚所持していれば、街中で簡単に現金を引き出すことが可能です。キャッシングに対する意識の持ちようにも変化があらわれつつあるということができるでしょう。
貸金業規制法は議員立法によって成立したもので、1983年に制定されています。
貸金業規制法は、高利の消費者金融が大きな社会問題となっていたことを背景に誕生したもので、過剰な貸し付けや、非人道的な厳しい取り立て、高すぎる金利などを規制することを主な目的としています。
クレジットカードと貸金業規制法(後半)へ