クレジットカードの
加盟店契約
(前半)
小売店が、自分の店にクレジットカード決済の仕組みを導入するには、いずれかのクレジットカード会社と加盟店契約を結ぶ必要があります。契約にあたっては審査があり、店側はクレジットカード会社に加盟店になるための申請を行い、審査で問題がなければ契約を取り交わすということになります。
複数のカード会社と同時に加盟店契約を締結することもできます。その場合、最終仕向け先という加盟店契約をしたカード会社以外が発行する同ブランドのカードを引き受ける会社を決めることになります。
マスターカードやVISAは、ブランドを統括する会社と契約することによって、顧客が使うカードの発行会社とは関係なく、クレジットカード決済をすることができます。
小売店側にとってクレジットカードは、コストが比較的かからず、売上げアップを期待できる方法として望ましい決済方法です。多くの小売店は、販売促進機能などを期待してカード会社と加盟店契約を結び、クレジットカードを受入れています。利用者からのカード決済をしたいという要求をうけて、加盟店契約に踏み切るような場合もあるでしょう。
クレジットカードの加盟店契約(後半)へ