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クレジットカードの
加盟店契約
(後半)
利用者にとってクレジットカードは、一括払いであれば手数料が不要で、その場で簡単に決済ができ、しかもカードのポイントを貯めることができるというような利点があります。つまりクレジットカードは、利用者にも小売店側にもメリットがあるバランスのよい決済方法であるということができるのです。
では、加盟店でクレジットカードを利用した場合のカード決済の仕組みとはどのようなものなのでしょうか。
まず利用者がクレジットカードでショッピングの支払いをする場合には、提示したクレジットカードを照会するためのネットワークシステムを通って、小売店のレジで入力されたカード情報がカード発行会社のシステムに伝送されることになります。ここでは、利用者が提示したクレジットカードが有効であるかどうかを確認したり、また利用者のカード与信残高との照合作業などが行われたりします。
照会の結果、特に問題になることがなければ、クレジットカードによる決済が行なわれます。一般の小売店においては、クレジットカード決済が行われた際に作成される売り上げ票を送付することにより、あるいは売り上げ票に準ずるデータをクレジットカード端末から入力して伝送することによって、クレジットカードによる支払い情報をカード会社に送ることになります。
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