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クレジットカードの
セキュリティ対策
(後半)
まず、クレジットカード会社への届け出から通常61日以前の損害については、補償はされません。カードの利用明細書が届いたら、身に覚えのない利用履歴ないかどうかをすぐ確認することが大事です。多少の手間はかかりますが、カードの売り上げ伝票の控えと照合する習慣をつけておくのも良い方法と言えます。
家族や同居人がクレジットカードを使った場合は、カード会員が異議を申し立てたとしても補償はされません。クレジットカードの使用に関して同意があったものと見なされるのが普通です。また、クレジットカードというのは本会員に貸与されるもので、会員規約により利用は本会員のみに限定されています。
家族や同居人が本会員のカードを使うことは会員規約違反となるため、仮に同意の上で家族がカードを利用してトラブルに巻き込まれたとしても、その分の損害は補償されないことになります。
上記のほか、クレジットカード裏の署名欄にサインがされていないケースでも、補償が行なわれないことがあります。サインがなければ第三者が勝手に書き込むこともできるため、カード会員に過失責任が生じることになるためです。クレジットカード裏面のサインは、利用者が本人であるかどうかを確認するために必要とされる大切なものです。新しいカードが届けられたらまず、所定の位置にきちんとサインをしておくようにしましょう。
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